25期 母校の卒業式に参列し48年ぶりの感慨に耽る

春うらら、桃の節句の正にその日、麗澤高等学校第73期生の卒業式に、25期生はお招きの栄に預かりました。在校生による吹奏楽演奏での239名の入場は、麗澤魂を胸に秘める頼もしい姿でした。式次第に添って厳粛に進む中、半世紀前に千英校長先生より「人のいやがることを進んでやりたまえ……何かあったら、いつでも帰っていらっしゃい」との式辞の一節と、廣池博士の「ここで学んだことは将来大したことになりますよ!」のお言葉が、心にズシリと去来した素晴らしい時間となりました。続いて記念会食での恒例のすき焼きパーティ、懐かしく、心もお腹も満たしていただき、絶えることのない伝統的な式に言いようのない喜びでした。
 前日には25期のホームカミング同窓会が企画されており、掲載の写真のように恩師5名を囲んで33名が集い、思い出話からその後のご苦労を含め、現在の幸せなジジ・ババ振りを披露する楽しい時を過ごしました。「太陽が東から昇るのを疑うのか!の母の一言で入学を決意した」「恩師にありがとうが言いたくて来ました」と言う人、また「学園がこのように変化発展していて迷子になりそう」、今だから話せること、などなど青春を共にした寮生活ならではの話題が尽きない2日間となり、幸せと感謝でいっぱいです。ちなみに私たちの入学式当日の昭和34年4月10日は、今上陛下のご成婚の日で、学園は満開の桜、その下を心弾ませた少女時代が昨日のように思い出されました。(光恒志津子・記)
   偶 作              (田中修明)
<同窓会>
卒業式に招かれて同期会
学舎(まなびや)は広場となりぬ木の芽風
ひとつ釜の自由と規律卒業す
金縷梅(まんさく)や米寿卒寿の師も御座(おわ)す
桜の芽ひとりひとりに笑まれつつ
<卒業式>
登壇のこゑの凛々(りり)しき卒業生
制服の肘のふくらみ卒業生
先輩の祝辞に勇気卒業生
自らの進路答辞に卒業生
食堂に礼する母と卒業子
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