- 麗澤20期の20回目の同窓会は、大西進君、米津幹郎君のお世話で、伊勢参拝と京都1泊の催しとなり、延べ参加者は37名(同伴1名含む)でした。 平成21年11月23日11時15分、伊勢市駅に参集した26名は、タクシーに分乗し内宮に向かいました。天候に恵まれたことと、完成した宇治橋の渡始祭後の連休とあって内宮の混雑は予想以上。時間の余裕がないため、予定していた御神楽奉納も叶わず、正宮に辿り着くこともできなかったことは心残りでした。しかし、古希記念にと計画していたものを、麗高開校60周年記念大同窓会に参加することを優先したため、1年延期で実現できたことは喜びでした。なお、伊勢参拝の発案者である鷲津邦男君が病気のため参加できなかったことと、神宮での平癒祈願の祈りも届かず、12月9日に永眠されたことは真に寂しいかぎりです。 神宮参拝のあと、豚捨本店「若柳」で松阪牛のすき焼き昼食に舌鼓を打ち、近鉄特急で京都に移動しました。宿のハートンホテル京都では、京都からの参加者が加わり、総勢33名で京料理の老舗「坂の上」の宴会に臨みました。続いて、ライトアップされた高台寺の紅葉観賞へと繰り出し、幻想的な古寺の夜のひと時を楽しみ、そして祇園の二次会。最後に全員で「高校3年生」を歌いましたが、奇しくもその時間に作詞者の丘灯至夫氏が他界されていたことを翌日の報道で知り、忘れられない祇園の夜になりました。 翌24日は、西本願寺の拝観と「奥丹」の湯豆腐昼食に28名が、午後は清水寺の拝観と界隈散策に20名が参加し、古都・京都の秋を満喫し、夕刻、京都駅で解散となりました。 次回は、大阪在住の有志が幹事となり、大阪で開催されます。(森川正大・記)
- 平成22年11月23日、24日の両日、20期同窓会を開催しました。新大阪駅午前11時集合、北海道から大西耕司君、長崎から芥寛君、台湾からは久志本一弥君、総勢33名が集いました。貸切バスで御堂筋を走り湊町へ。「なにわ探検クルーズ・中の島、大阪城コース」に乗船、昼食をとりながら落語家さんの笑いの案内、土佐堀川など市内の河川を楽しく見物、午後は大阪城天守閣を見学しました。晩秋の美しい大阪の景色は忘れることができません。 初日の行程を終え、宿泊先の四条畷市へ。大阪産業大学や大阪電気通信大学を通り、全館借りきりのホテル「アイアイランド」に到着。心のこもった美味しい夕食、昔話に花が咲き、皆の顔が輝いていました。最後に「暁鐘」を全員で合唱し二次会へ、就寝は午前2時でした。 翌日は奈良薬師寺へ。麗澤49期の薬師寺主事、小林澤應僧侶のすばらしい講話を聞き全員感動、ありがとうございました。その後、唐招提寺や東大寺大仏殿を拝観し、鹿とたわむれ童心にかえっていました。古都晩秋の大和路は美しく、今もなお心の中に残っています。 今回の同窓会の世話役は、京都、大阪、奈良、兵庫、和歌山在住者19名で、特に事務担当の平林武昭君をはじめ役員の皆様にご協力いただき、ありがとうございました。次回は清水省一君が幹事となり静岡で再会予定です。(三村孝三・記)
- 平成25年11月20日、関東地区の20期同窓会を伊豆熱川温泉にて開催しました。関東のメンバー24名中、参加者は10名にとどまったものの、伝え聞いた関西のメンバー5名が加わり、さらに台湾から久志本一弥君が飛来して、参加者は16名になりました。 宿の「熱川ハイツ」に集合した私たちは、元気で再会できたことを喜び合い、大広間での懇親会、カラオケルームに場を移しての二次会と、深夜まで盛り上がりました。 次回は、関西地区の平林武昭、三村孝三、森一馬君に、関東から関西に戻る田中哲雄君が世話人に加わって西日本で開催される予定です。関東組も奮って参加しましょう。(森川正大・記)
- 平成26年度の20期同窓会は11月22日~23日錦秋の京都宇治にて開催しました。宇治川畔に静かに佇む趣のある宿に集合。今回は近年では最高の38名の元気な皆さんに参加をいただきました。特に50数年ぶり参加の方もいて、懐かしさで一杯でした。 ボランティアのハーモニカ奏者による寮歌の演奏、有志による大正琴演奏等々、趣向を凝らした懇親会は大いに盛り上がり、夜遅くまで賑やかに懐旧の情に浸ることができました。翌23日は小春日和の絶好の天候の下、早朝より新装なった世界遺産の平等院を見学、藤原貴族の栄華を偲び、源氏物語のロマンも感じた様な気がいたしました。 その後、隠元禅師開創の黄檗宗大本山「萬福寺」に移動、ボランティアガイドの案内で見学、日本最古とも言われる精進料理で大人気の「普茶料理」で昼食、これまた大いに盛り上がることができました。昼食後、また来年の再会を約し、別れを惜しみつつ散会しました。 最後になりましたが、今回案内役を務めてくださったご当地在住の米津さん初め11名の関西「お・も・て・な・し・隊」の皆さん、大変お世話になりありがとうございました。(森 一馬・記)
- 平成27年10月25日~26日に東京浅草で開かれました。参加者は何と会員の約50%にあたる34名。今回のプランは盛りだくさんで、25日は戦後70周年に因んで靖国神社に参拝した後、戦中戦後の様々な資料や展示物が納められている遊就館を見てから浅草のホテルまで8台のタクシーに分乗して移動。夕方から隅田川縁をそぞろ歩いて屋形船の船着き場へ。5時半から約3時間、船上から夜景を楽しみながら再開を喜び合い、60年昔のティーンエイジにタイムスリップ。さらに元気な面々は二次会会場へ繰り込みました。 翌26日は浅草寺を参拝した後、スカイツリーに昇り、空からの眺めを楽しみました。秋晴れに恵まれたので富士山が見えるかと期待していましたが、残念ながらモヤのために遠くは見えず、叶いませんでした。フィニッシュは東京駅の北町ダイニング、和食処で江戸前の海鮮丼で再会を約して散会しました。 無事に全日程を終えることができて、幹事一同ホッとしています。6月頃から何度も打ち合わせや下見をして周到に準備しましたが、必ずしも予定どおりにはゆかず、反省点は今後に活かそうと思っています。 特に残念だったことは、この企画のサポートを任せた某ツアー会社の対応が今ひとつ誠意と迅速さに欠けていたことでした。そのため幹事長の森川さんのご苦労は大変なものだったであろうと推察しています。本当にご苦労様でした。 また、参加してくださった皆さんが心を合わせて盛り上げてくださいましたことに深く感謝いたします。(武井照代・記)